So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

「鎌ヶ岳 水量谷 遡行」 追記しました [その他]

 6月14日に歩いた「鎌ヶ岳 水量谷 遡行」のレポートで、自分的には足りない部分がありました。
 そのため本日その区間を歩いてきました。
 6月15日アップのレポート「鎌ヶ岳 水量谷 遡行」下部にその部分を追記しましたので、よろしくお願いいたします。










鎌ヶ岳 水量谷 遡行 [鈴鹿南部]


 野洲川の本流らしき流れを地図上で上流にたどっていくと、最終的には鎌ヶ岳に到達しているように見えます。
 その最上流の沢は 水量谷 という沢で、遡る場合は 武平トンネル西口駐車場が起点です。武平峠から県境ルートで鎌ヶ岳に登るとき山頂直下巻きルートでガレ沢を横断しますが、そのガレ沢が水量谷の源頭部になります。
 14日午前中の用事が済んだあと、武平トンネル西口に行き、水量谷を遡行してきました。記憶が曖昧ですが、水量谷を遡行したのはたぶん今回が2回目です。

 6月14日 晴れのち曇り

武平トンネル西口駐車場→水量谷→鎌ヶ岳→県境尾根→武平トンネル西口駐車場
行動時間 3時間15分  GPS不携帯


buhei-t-nishiguchi.jpg
 武平トンネル西口
 駐車場は平日にもかかわらず、ほぼ満車でした。


one-taki-1.jpg
 駐車場の南から沢に入り最初に出合う滝

two-sawa.jpg
 滝の上の沢


three-taki-2.jpg
 2番目の滝


four-taki-3.jpg
 3番目の滝 トラロープがフィクスされている
 何が起きるかわかりませんので、フィクスされているロープに頼るのは危険と思われます。


five.jpg
 滝上から下流を見る


six-sugi.jpg
 沢沿いの高杉
 それほど太くありませんが、高さは50mくらいありそうです。


seven-taki-.jpg
 4番目の滝 トラロープがフィクスされている


eight-taki-.jpg
 5番目の滝


nine.jpg
 ゴーロの沢


ten.jpg
 急傾斜を登攀
 この辺りから難しくなってきます。


eleven.jpg
 急傾斜が続く


twelve.jpg
 難しい岩壁
 ここで沢が二手に分かれます。向かって右手のルンゼを登り、鎌ヶ岳西尾根に向かうパーティーが多いようです。
 どちらも危険で難しいですが、写真の左手本流岩壁の方がより難しいです。


im-13.jpg
 右手ルンゼから下を見る


im-14.jpg
 左手岩壁上(本流)から下を見る (A)


im-15.jpg
 左手岩壁(本流)のさらに上流
 難しい登攀が続きます。ここを上りきって少し進むと、鎌ヶ岳山頂直下の県境ルート巻道ガレ横断部に到達します。
 私はそこまで進まず、直前で左の県境ルートに取付きました。


kama-top.jpg
 鎌ヶ岳山頂


tatsunami.jpg
 タツナミソウ


iwakinbai.jpg
 イワキンバイ


benidoudan.jpg
 ベニドウダン


 開始から3時間15分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。
 

 反省点
 今回、昔の記憶がほとんど残っておらず気軽な気持ちで水量谷に入りました。

 しかし遡行してみたところ、本流上部はかなり難しく危険なルートであることが分かりました。
 一般的な登山ルートではありませんので、入る場合は十分な注意そして装備が必要なように思います。



 6月17日  追記

 6月14日の水量谷遡行で上記「難しい岩壁」の上部以降で遡行を打ち切ったことが自分の気持ち的にすっきりせず、若干のうしろめたさや後悔がありました。そこで17日、その部分を歩くことにしました。
 天気予報では「午後から晴れ」という予報でしたので午後に家を出発しました。しかし登山開始時から終了まで曇り&ガスという天気で視界が悪く、コンディションは今一つでありました。

 6月17日  曇り&ガス

武平トンネル西口駐車場0→0:33三ツ口谷源頭→0:43難しい岩壁の上部→
0:59県境ルート巻道ガレ横断部→1:07鎌ヶ岳山頂1:10→1:43武平トンネル西口駐車場

平面距離  3.25km

沿面距離  3.47km

累積標高  487m


 武平トンネル西口駐車場は到着時ほぼ満車でした。一台分の余裕がありましたので助かりました。
 早速準備をして出発しました。


mitsukuchi-tani-gentou.jpg
 三ツ口谷源頭
 ここからもう少し登ったところで右折して斜面を降りました。


taki-no-ue.jpg
 難しい岩壁の上部(本流・標高1010m付近)に到達
 ここは上の(A)地点です。
 岩壁下からここに到達することは困難なように感じられますが、ルートにより丸腰でも到達可能です。ただしある程度の技術とパワーそして注意は必要で、落ちればただではすみません。
 ここから県境巻道ルートのガレ横断部まで、ほぼ岩盤の谷を遡ります。長いルンゼルートです。


runse-1.jpg
 1


runse-2.jpg
 2 


runse-3.jpg
 3


runse-4.jpg
 4
 この地点の上部に木が見えますがその少し上が 県境ルート巻道のガレ横断部 です。


gare-oudan-michi.jpg
 県境ルート巻道のガレ横断部


oudan-michi-ue-1.jpg
 ガレ横断部上部の岩場


oudan-michi-ue-2.jpg
 ガレ横断部上の別の岩溝


 上記「別の岩溝」を登るのが正解ですが、ガレ横断部上部の岩場 を登りました。するとほどなく現在立入禁止の県境尾根コースに到達しました。立入った以上しかたありませんのでそのまま進みました。


kama-top-jinja.jpg
 鎌ヶ岳山頂神社
 いつものようにお参りをしました。
 
 今回は念のため登攀用具一式を携行しましたが、使用せずにすみました。
 開始から1時間43分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。
 

 
 感想と反省 
 時間に余裕がありましたので、当初は本流遡行の他に「難しい岩壁」の下から鎌ヶ岳西尾根に向かう沢も遡行する予定でした(核心部は14日に遡りましたが写真の撮り忘れがありました)。
 今回はガスでしたので、残念ながらやる気が起きずそのルートは中止することにしました。また機会がありましたら歩いてみたいと思います。

 困難区間のあるルートをレポートするときは、気が重いです。軽いノリで書いて、それが原因で事故が起こるようなことがあってはなりません。きつい表現をして「何様のつもりだ!」と思われるのも嫌ですね。
 自分自身の嗜好からいえば、歩きやすくてある程度の長さがあるコースが好きです。正直な気持ち、クライミングを積極的にしたいという思いはほとんどありません。









中津尾根コースから金糞岳、白倉岳 [伊吹山地]


 6月2日、伊吹山地の金糞岳・白倉岳に登ってきました。
 金糞岳に登るときは、いままで小森口、連状口等からでしたが、今回は初めて中津尾根取付の白谷口から登りました。
 
 6月2日  晴れ

駐車地0→0:18白谷口登山口0:23→0:46林道交差点・小森口→
1:25林道交差点・連状口→1:52小朝頭1:57→2:07岐阜県側への降り口・分岐→
2:37金糞山山頂2:40→3:02白倉岳→3:27金糞岳山頂→
3:50岐阜県側への降り口・分岐→3:54岐阜県側登り口→4:03鳥越峠4:20→5:05駐車地

平面距離  17.31km

沿面距離  17.61km

累積標高  1220m


kanakuso-GPS-kiseki.jpg
 GPS軌跡


chuushachi-hukin.jpg
 出発地の林道分岐点
 長浜市の高山キャンプ場入口から鳥越林道を上ってゆくと、標高530m余りのところに林道分岐点があります。その付近の道路サイドは広くなっていて駐車可能です。
 地形図上では、実線の林道が白谷口登山口までつながっています。

 分岐点付近に駐車させていただいたあと早速準備をして出発、道幅の狭い林道を降って行きました。
 しかし鋭角に左折して少し進んだところで林道はなくなっていました。どうもかなり以前に山抜けしたようです。そこから先は藪化しており進むのにかなり苦労しました。


rindou-yabu.jpg
 藪の中を進む


shiratanikuchi-tozanguchi.jpg
 白谷口登山口
 登山口の横には小さな取水用のダムがあります。普通の林道ならば7~8分ほどで到着できるはずですが、ここまで来るのにかなりの時間を要しました。

 登山口からしばらくは山腹道で、のち尾根の掘割道になります。落枝が多くて足にからみやすく歩きにくい道です。
 またマダニがたくさんズボンに付着しますので対策が必要です。


nakatsu-one-michi-1.jpg
 掘割道
 中径木ではミズナラが多く、小木としてはシロモジやリョウブ等が多いです。


koajisai.jpg
 掘割に多いコアジサイ

komori-kuchi.jpg 

 林道交差点・小森口

 林道を横断した先の尾根も掘割道がしばらく続きます。
 この辺りで見られるドングリの木々が少し興味深いです。葉はミズナラですが樹皮がミズナラではなくコナラに近い。ひょっとしてフモトミズナラ(モンゴリナラ)と呼ばれている樹種かもしれません。
 高度を上げてゆくとやがて尾根上は林道になります。


nakatsu-one-michi-2.jpg
 林道を進む


renjou-kuchi.jpg
 林道交差点・連状口
 連状口の駐車場はほぼ満車になっていました。

 連状口からはそれまでと植生が少し変わってブナが多くなりナナカマドも見られるようになります。雪が多いためかブナの葉は大きいです。標高1000mを越えたところにユズリハの小群落がありました。


koasa-top.jpg
 小朝頭
 ここで補給休息しました。
 ここにある標識の標高表示1081mは、他の方々が指摘されているようにどうも違うようです。地理院の値は1122mを表示しています。


gifu-gawa-orikuchi.jpg
 岐阜県側への降り口・分岐(帰路撮影)
 ここから山頂までの登りは標高差260mほどですが、結構きつく感じました。


kenkyou-buna.jpg
 美しいブナ林


akamono.jpg
 アカモノ


nanakamado.jpg
 ナナカマド


taniutsugi.jpg
 タニウツギ

 山頂南東にある展望地からの眺めが素晴らしかったです。


somugi-nougouhakusan-houmen.jpg
 蕎麦粒山、能郷白山、平家岳、洞の天井 等を見る
 残念ながら白山は雲にかくれていました。


heikedake-houmen.jpg
 平家岳、洞の天井、小津の山々 等を見る


bungen-ibuki-houmen.jpg
 貝月山、奥伊吹、ブンゲン、伊吹山 等を見る


kanakuso-top.jpg
 金糞岳山頂
 数枚の写真を撮ったあと白倉岳に向かいました。


ibuki-f-shirakura-one.jpg
 伊吹山、鈴鹿の山、琵琶湖 等を見る
 白倉岳に向かう尾根は、木々の丈が低く展望が素晴らしいです。


shirakura-top.jpg
 白倉岳山頂から金糞岳を見る
 ここで折り返しました。腹が減ってシャリバテ気味になりましたが、ポカリを飲んでしのぎました。
 金糞岳山頂~岐阜県側への降り口・分岐~岐阜県側登り口と進んで鳥越林道に降り、右折してしばらく歩き鳥越峠に着きました。


gifu-gawa-nobori-kuchi.jpg
 岐阜県側登り口


torigoe-touge.jpg
 鳥越峠
 ここで補給休息をしました。
 数分後ヒルクライマーさんが到着。自転車乗りさんとしばらく自転車談義をしました。
 17分ほど休息したあと、いつものように低速ジョグで鳥越林道を降りました。


 山歩き開始から5時間05分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。












霞間ヶ渓公園から池田山 [伊吹山地]


 本日、以前より登りたいと思っていました岐阜県池田町の池田山に行ってきました。
 今回の山歩きの開始地点は桜で有名な霞間ヶ渓(かまがたに)公園です。公園には駐車場、キャンプ場その他等が整備されています。
 天気のよい日曜日ということもありまして、公園到着時の駐車場の車の数はかなり多かったです。

 5月27日  晴れ

駐車地0→1:10焼石神社1:13→1:16ハンググライダー離陸場1:18→1:34森の駅→
1:45池田山山頂1:52→1:58森の駅 2:06→2:18昼食休息地2:43→3:18駐車地

往復平面距離  10.83km

往復沿面距離  11.08km

累積標高    905m


ikedayama-GPS-kiseki.jpg
 GPS軌跡


ikeda-annaiban.jpg
 登山口近くにある案内板
 この横が池田山登山口で、標識が設置されています。
 登山道は全般に広くてよく整備されています。危険個所少なく適度な勾配で快適に歩くことができました。


kemonoyoke-tobira.jpg
 フェンス扉
 案内板から230mほど進んだところにあります。開閉して通過します。


ikeda-tozandou.jpg
 登山道の様子
 気温が高く、汗だくになって登りました。


douro-gouryuu-hiroba.jpg
 車道に合流 道路サイドの広場
 この地点から先は道路上を歩いたり横断したりすることが多くなります。


jinja-1.jpg

jinja-2.jpg
 焼石神社

 参拝したあと境内を出て車道を170mほど歩くと右手に展望所があります。
 ここにはハンググライダー、パラグライダー等の離陸場があります。運よく離陸を見ることができました。


ririku-1.jpg

ririku-2.jpg
 ハンググライダーの離陸
 ここから先、車道や池田の森の山道を歩き進みました。


taniutsugi.jpg
 タニウツギ

 やがて 森の駅 に着きました。


mori-no-eki.jpg
 森の駅
 森の駅前の道路対面に進入禁止の標識がありました。


shinnyuu-kinshi.jpg
 進入禁止標識
 私はこの標識を見て『登山者はここから入れないのだな。もっと向こうに登り口があるのだろう』と思いそのまま車道を進んだところ、森の駅のご主人がうしろから「登山口はこっちだよー」。
 進入禁止標識は、マウンテンバイク等の車両進入を禁止するためのものだったのですね。歩行者は進入OKです。声かけ有難うございました。


ijikanri-tatehuda.jpg
 6月1日より維持管理協賛金200円徴収 の告知板
 あと数日ですね。ぎりぎり無料で入山することができました。


ikeda-sankakuten.jpg
 池田山・山頂三角点


ikeda-sanchou-tenboudai.jpg
 山頂展望台
 周りの檜林が成長しているので、残念ながら展望はよろしくありません。

 折り返して森の駅で少し休息することにしました。
 たくさん汗をかきましたので、アイスキャンディーを買って食べました。冷たくて甘くおいしかったです。


beni-doudan.jpg
 森の駅敷地のベニドウダン

 下山の道中で電波塔付近に良い木陰がありましたので、そこで昼の食事休息をしました。


nougouhakusan.jpg
 休息地付近から北方の展望
 霞んでいてあまり遠望が良くなかったのですが、かろうじて花房山の向こうに能郷白山を見ることができました。

 食事休息のあと順調に降り進みました。開始から3時間18分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。









ウラジロと生節 [その他]


 本日5月25日の中日新聞三重板に「生節芳し 夏の香り」という見出しでカツオ生節の記事が載っていました。
 その記事の中に「…カツオをシダ類のウラジロなどとともに一時間ゆでた後…」という一節がありました。
 多くの方々にとりましては特別に注目すべきというほどの記事ではなかったと思いますが、私にとっては長年心の中にあった?が解けた特別な記事でありました。
 といいますのは、先月にアップした「往古川 下見」の中で「…四十代に仕事で来たり…」と書きました。
 そのときのことです。私は往古川右岸にいました。仕事をしていたとき左岸から数名の登山装束の方々が来られて私の前を通り過ぎようとしました。
 私は挨拶をして「今から登山ですか?」と尋ねると「いいえ違います。これからウラジロを採りに行きます」と返答がありました。
 私はそのとき用途について聞かなかったのですが『さて、正月ではないし何に使うのだろう?』と思い、それがそのまま今日まで心の片隅にあったわけです。
 で、ついにその謎が本日の新聞記事でめでたく解けたというお話です。
 ちなみにネットで検索してみたところ、その商店では魚の臭み消しのためウラジロの他にテンダイウヤクを加えてゆでるそうです。

 どうでもいいような私のちょっとした話を書きました。失礼いたしました。


urajiro.jpg
 ウラジロ













それでもイブキザサは生き残る [その他]


 5月18日に竜ヶ岳のイブキザサについて「このままですと、あと数年で笹が無くなってしまうかもしれません」と書きました。
 異論のある方々もおられると思いますが、私は鈴鹿における笹原の衰退は、90%以上鹿の食害(笹を食べるのは鹿だけではありません)によるものと考えています。
 その理由は、衰退エリアでは必ずといっていいほど鹿の大増殖・大集団を見てきたからです。
 たぶんイブネに始まり、その後 霊仙、御池、藤原、釈迦、仙・野登、入道 その他等の笹原がほぼ消滅しました。
 それなりにイブキザサの笹原が残っているエリアは、竜、御在所・鎌、雨乞 くらいかもしれません。
 これらの残存エリアでも、現在の消滅エリアでかつて生じた笹枯れ末期と同様、鹿の大増殖・大集団を見るようになっています。
 ですので、あと1~2年とはいいませんが、このままですと(何らかの停止要因がなければ)ほぼ10年以内に鈴鹿のイブキザサ群落は消滅してしまうであろうと思っています。
 
 以上ですが、現在のところ私は鹿を憎んでいるとかそのような感情を持っているわけではありません。かわいくて愛らしい動物だと思っています。
 しかし、ある意味において気持ちは少し複雑です。笹(およびその他のシカに食べられる植物)も遺伝子を持った生き物なんだし、食物連鎖とはいえあまりの一方的な減少に危惧を感じます。しぶとく生き抜いて将来的にまた繁茂してくれないでしょうか?
 また林業その他等鹿による被害を受けている方々様に同情します。私がその立場になればなんらかの防衛策をとるでしょう。
 どうすればよいのだろうかと時々考えたりしますが、提案できるような名案が思い浮かばないのが残念なところです。
(5月23日加筆修正)


 さてタイトルのように、それでもイブキザサは消滅エリアにおいて細々と生き残っています。矮小化して生きていたり、他のものにたまたま守られていたりします。

 イブネで生き残っているイブキザサ
ibune-sasa.jpg
 鹿の苦手なアセビに守られている 2013年


ibune-sasa-2.jpg
 上のイブキザサのアップ 2013年


sametouge-ishi.jpg
 佐目峠割れ石の隙間に守られて生きている 2013年


 かつて存在した笹原
1992-4-oike.jpg
 鈴北岳山頂少し下の笹原(御池岳山頂方面を見る) 1992年


1992-4-oike-f-takamuro.jpg
 高室山山頂付近の笹原(遠望は御池岳) 1992年


 鹿はショウジョウバカマを食べますので、このごろは下の写真のような大群落を見ることができません。
1992-4-shoujoubakama.jpg
 ショウジョウバカマの群落(高室山) 1992年









竜ヶ岳・シロヤシオ ぎりぎり間に合った [鈴鹿北部]


 今朝の新聞地方版で「竜ヶ岳のシロヤシオの開花ピークが過ぎ、今週いっぱいが見ごろ」という記事を読みました。
 明日は午後から晴れそうですが強風が吹きますのでいっきに散るでしょう。ならば今日が見ごろの最終日です。
 早速見に行ってきました。


 5月18日  曇り

石槫峠0→0:45竜ヶ岳山頂→1:00治田峠・宇賀溪・竜ヶ岳・分岐→1:14竜ヶ岳山頂→1:51石槫峠


ishiguretouge-.jpg
 石槫峠・登山口


kasaneiwa.jpg
 重ね岩


ryuugatake-sankakuten.jpg
 竜ヶ岳山頂


ryuugatake-hokumen.jpg
 竜ヶ岳・北面


uga-hatta-ryuu-bunki.jpg
 治田峠・宇賀溪・竜ヶ岳・分岐


shiroyashio-1.jpg
 シロヤシオ1


shiroyashio-2.jpg
 シロヤシオ2


shiroyashio-4.jpg
 シロヤシオ3


shiroyashio-5.jpg
 シロヤシオ4と鹿の群れ


shiroyashio-3.jpg
 シロヤシオ5


pink-shiroyashio.jpg
 ピンク系シロヤシオ


pink-shiroyashio-2.jpg
 ピンク系シロヤシオ


shiroyashio-rakka.jpg
 落花


tsutsuji.jpg
 ツツジ


tsutsuji-2.jpg
 ヤマツツジ


taniutsugi.jpg
 タニウツギ


shika-mure.jpg
 鹿の群れ

 一部写っていませんが、この集団で50頭くらいです。他にも各所で見かけました。
 このままですと、あと数年で笹が無くなってしまうかもしれません。
 写真のとおり土だけの裸地が出現しています。






板取 新深山トンネル西口~平家岳・美濃平家岳 往復 [奥美濃・両白山地]


 5月5日、美濃側登り口~越前の平家岳間を往復してきました。
 ルートは送電線巡視路で、歩行に際しあらかじめネット上の山行記録等を参考にさせていただきました。有難うございます。
 当日はさわやかな五月晴れのなか、思いっきりロングコースを楽しむことができました。
 

 5月5日  快晴

駐車地0→2:00三角点(1373.6)2:05→2:22P1439→2:41美濃平家岳分岐点→
2:52P1413→3:10電力会社の小屋3:32→4:01平家岳・面谷・川浦渓谷方面分岐点→
4:09井岸山→4:19平家岳4:34→5:14電力会社の小屋→5:42P1413→
5:53美濃平家岳分岐点→6:02美濃平家岳→6:09美濃平家岳分岐点→6:30P1439→
6:43三角点(1373.6)→7:49駐車地

平面距離  18.48km
沿面距離  19.18km

累積標高  2002m


heikedake-hokouzu.jpg
 GPS軌跡

 自宅から登山口の新深山トンネル西口まで約133km、かなりの長距離です。
 今回も長良川堤防道路を走り、岐阜市から国道256号線→県道52号線→川浦谷林道と進みました。
 連休期間中ではありましたが道中の交通はスムーズでした。ちょうど3時間のドライブで登山口に着きました。付近の道路サイドの広いところに駐車させていただきました。


heike-junshiro-ent.jpg
 登山口の新深山トンネル西口付近
 写真左手に写っている黄色の電力会社表示板が登山口の目印です。登山用の標識は設置されていません。
 出発してすぐに急登でジグザグ道が続きます。はじめは植林、その後広葉樹の中の急勾配道です。二つ目の送電鉄塔を過ぎたあたりから勾配が緩んで歩きやすくなります。


shinryoku-buna-rin.jpg
 ブナの美林


kubochi-1.jpg
 標高960m付近の凹地
 広い凹地で少し湿っています。

 アップダウンを繰り返しながら順調に上り進んでゆくと標高1250~1260m付近で左手の展望が開けます。


hinoki.jpg
 稜線付近のヒノキ

nougouhakusan-1.jpg

 標高1250m付近から能郷白山方面を見る


heko-genanpo.jpg

 部子山(ヘコサン)・銀杏峯(ゲナンポ)も雪の白峰が綺麗でした。


 1373.6m三角点のピークには鉄塔があります。そこで補給のため小休止しました。
 三角点から先しばらく下り進むと二重山稜になり、凹地には雪がありました。


kubochi-2.jpg
 二重山稜の残雪
 ここからジグザグの登りがしばらく続き、のちやや緩くなって前半の最高点P1439に到達します。
 その後少し下ると、標高1400m前後の道がP1413まで続きます。


kobushi-and-heike.jpg
 P1439少し先から 美濃平家岳(中央)を見る
 木々の丈は低く、ブナやダケカンバ等が混交しています。


minoheike-bunki.jpg
 美濃平家岳 登り口
 ピンクテープが目印です。帰りに立ち寄ることにして美濃平家岳西山腹を前進しました。


minoheike-and-p1439.jpg
 美濃平家岳を振り返り見る
 左近景が美濃平家岳で、右手にP1439が見えます。

 尾根上からは白山が見える区間があります。その右手に北アルプス方面も見えるはずですが、春霞のためか見ることができませんでした。


igishi-and-heike.jpg
 P1413から 平家岳 を見る
 ここからは平家岳の山頂部だけが見えていて大部分は手前の井岸山です。右手の山はP1420です。
 P1413から標高差200m余りの長い下りがはじまります。


igishi-and-heike-2.jpg
 下りの道中から 平家岳 を見る
 先ほどと同様、平家岳は山頂部だけ見えています。中央下部に電力会社の小屋が見えます。


denryoku-koya.jpg
 電力会社の小屋
 ここでちょうどよい時間になりましたので、小屋前の広場で食事休息させていただきました。
 小屋の標高は1220mほどですが、周りはダケカンバが多いです。
 休息して元気が出てきたところで、平家岳山頂を目指してまた歩きはじめました。


zansetsu.jpg
 残雪の上を歩行


sansaro-bunki.jpg
 平家岳・面谷・川浦渓谷方面分岐点
 手前が面谷方面、左手が電力会社の小屋経由川浦渓谷方面、右手が平家岳方面 に至る三叉路です。


heikedake.jpg
 井岸山の稜線から 平家岳 を見る
 鞍部から平家岳山頂方面に伸びる直線路が見えます。

 直線路は花の道、まるで花壇の中を歩いているようでした。カタクリが多く咲き別天地にいるような気分でした。


heike-sankakuten.jpg
 平家岳山頂、三角点
 やっと到着。片道約9kmの長い道中でした。
 少し休息したあと大展望を楽しみました。


hakusan.jpg
 白山アップ 


hakusan-kyougatake.jpg
 中央が白山、左に赤兎山、経ヶ岳 等


kyou-arashima-genanpo.jpg
 右から 経ヶ岳、荒島岳、銀杏峯・部子山 等


uba-nougou-somugi-kanakuso-ibuki.jpg
 姥ヶ岳、能郷白山 等
 姥ヶ岳、能郷白山間の手前に屏風山が見えます。その他 蕎麦粒山、金糞岳、伊吹山、近隣の奥美濃山稜が見えます。


okumino-houmen.jpg
 近隣の奥美濃山稜を見る
 伊吹山の左手遠くに心眼で鈴鹿の山も見えるような?
 アルプス方面は霞んで見えませんでしたが、素晴らしい大展望を満喫できました。

 展望を楽しんだあと折り返して、来た道を戻りました。
 帰りに美濃平家岳山頂に立ち寄ることにしていましたので、ピンクテープ目印のところからチシマザサの藪を漕いで山頂に向かいました。
 山頂台地までの斜面には踏み跡があります。しかし台地の肩から先は踏み跡がありませんので高そうなところを目指して笹藪を歩きます。


minoheike-top.jpg
 美濃平家岳山頂付近
 チシマザサやダケカンバ、ブナ、その他 の小木に囲まれた山頂です。最高点の3mほど先、立木の少し高いところにテープが巻き付けられており、その上に木製の標識があります。道中で唯一見た山の標識でした。
 木に登れば若干の展望があって滝波山の写真が撮れるかもですが、今回はやめました。

 このあと上下行を繰り返しながら順調に降り進みました。

 開始から7時間49分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。



 標高1100m以上の道中では開花した花々が多く、目を楽しませてくれました。今後開花する蕾も多くあり、花の季節がしばらく続きそうです。


shakunage.jpg
 シャクナゲ


kobushi.jpg
 コブシ


mitsubanobaikaouren.jpg
 ミツバノバイカオウレン


iwanashi.jpg
 イワナシ


fuderindou.jpg
 フデリンドウ


katakuri.jpg
 カタクリ


shoujoubakama.jpg




















能郷・此金谷ゲート前登山口 から 能郷白山 [奥美濃・両白山地]


 4月30日、能郷谷コースで能郷白山に登ってきました。
 このコースを歩いたのは約10年ぶりで、前回はゴールデンウィーク5月初めでした。ゲートが設置されて間もなくのころだったと思います。
 今回もゴールデンウィークでよく似た時期になりました。前回を思い出し比べてみますと今回の方が若干雪が少ないように感じました。

 さてこのコースは今の時期、ネット上でかなりの記事がアップされております。私もそれらの記事を参考にさせていただいて今回の準備をしました。
 それならば「同じようなもんだからあえて書く必要もないだろ」という気もします。しかし+α程度の写真等情報提供ができるかもしれません。

 4月30日  晴れのち曇り

駐車地0→0:02ゲート→0:48旧登山口→1:20林道出合1:25→2:17前山の横→2:41鞍部2:45→3:15山頂神社3:45→3:47能郷白山・山頂3:48→5:19旧登山口→5:44駐車地

平面距離  16.73km
沿面距離  17.25km

累積標高  1548m


nougouhakusan-hokouzu.jpg
 GPS軌跡

 家から登山口までの道順 
 自宅→山の手ルート→多度→長良川堤防道路→県道23号→国道157号→登山口駐車場の順路で走りました。距離は約120kmです。
 長良川堤防道路は主要道と立体交差で信号が少ないです。自動車専用道路のような感じで快調に走れたため、登山口までの所要時間は約2時間45分でした。


nougou-gate.jpg
 此金谷にかかる橋手前のゲート
 ゲート手前の駐車場が満車でしたので、下の駐車場に駐車させていただきました。

watari-ishi.jpg 

 林道・水流横断箇所
 上の旧登山口までに数ヶ所あります。1ヶ所だけ渡り石がガタガタ動いて不安定なところがあります。


taki-f-rindou.jpg
 旧登山口よりも少し下の林道から対岸に滝が見えます


kyuu-tozanguchi.jpg
 旧登山口 
 能郷白山・開山1300年、開山祭のぼり旗があります。
 ここで林道歩きが終わります。林道から地道の登山路に入ってすぐに渡渉点です。


toshou-ten.jpg
 渡渉点
 ロープを両手でつかみ、鉄管の上をカニのように横歩きして渡りました。日によって状況が変わるかもしれません。

 渡渉後は急勾配の道が続きます。新緑のブナ林が綺麗です。


buna-rin.jpg
 新緑のブナ林


rindou-deai.jpg
 林道出合
 ここは標高約1000m地点です。能郷谷の雪渓と前山が見えます。


rindou-deai-2.jpg
 林道出合から能郷谷の雪渓と前山方面を見る
 林道出合から先はますます急勾配になりますが、能郷白山南尾根に達すると少し勾配が緩くなります。
 南北尾根上はやや疎林で標高1200mあまりからブナに混じってダケカンバが見られるようになります。


sanchou-isokura-houmen.jpg
 前山付近から 磯倉、能郷白山 を見る


sanchou-houmen.jpg
 残雪の南尾根と能郷白山


 前山の西肩を過ぎて標高を徐々に下げてゆくと、同じくらいの標高の鞍部を2つ越えます。
 2つ目の鞍部少し手前で水流の落下音が聞こえてくるようになります。融雪期に目立つ白谷源流の滝音です。


taki-shiratani.jpg
 雪渓下端から流れ落ちる白谷の滝

 北の鞍部からしばらく上るとまたちょっとした鞍部を越え、雪斜面の登りになりました。


zansetsu-1.jpg
 雪斜面1


zansetsu-2.jpg
 雪斜面2
 ここから右手に進み雪斜面を登ると、能郷白山山頂です。
 どういうわけか私は神社方面に進みました。ネット情報ではアイゼン必要なしでしたが、ステップカットの少ない神社方面は自分でカットしなければならず、少し緊張しました。


sanchou-jinja.jpg
 能郷白山、山頂神社
 早速参拝というところなのですが他の方々が社のところで休息されてましたので、私は空いたところで先に食事休息をさせていただきました。

 食事のあとカタクリの花や周りの風景を撮影し、神社参拝をしました。
 30分ほど休息したあと山頂に向かいました。

 当日の遠望はあいにくの曇りで今一つでした。


jinja-and-isokura.jpg
 山頂神社と磯倉方面を見る


maeyama-houmen.jpg
 前山方面を見る


nougouhakusan-top.jpg
 能郷白山・山頂

 このあと下山にかかりました。帰りの道中は登りで撮影をパスしていた花々を撮影しながら降りました。

katakuri.jpg  

 カタクリ


kobushi.jpg
 コブシ


shoujoubakama.jpg
 ショウジョウバカマ


akamono.jpg
 イワナシ


iwauchiwa.jpg
 イワウチワ


 山頂から駐車地までの所要時間が1時間56分と、かなり短くなっています。これは登山道の状況が残雪区域や泥濘地以外は比較的良好で、テンポよく下ることができたためと思われます。林道もいつものように低速ジョグで降りました。

 開始から5時間44分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。








真砂鬼丸谷から口坊主 [三重県の山]

 
 4月8日の下見から2週間後の22日、往古川から口坊主を登ってきました。

 先々週の下見は、

 ① 駐車地から上流側の往古川・川原ルートの状況
 ② 真砂鬼丸谷入口から第一支流手前までの左岸道の状態
 ③ 山頂部の岩場にある立木の状態

 を見るためのものでした。それで分かったことは、
 
 ① ヘアピンカーブまで大台林道を歩き、真砂鬼丸谷と小木森谷の出合まで斜面を降って行くのが時間短縮できて良い
 ② 時間切れで確認できなかった
 ③ 口坊主を撮影した写真から判断すると、立木が結構ありアンカーや支点を立木だけで設置できるかもしれない。山頂下の岩壁区間は短かそう

 というものでした。

 その他、検索で過去のブログ記事等を拝見し、参考にさせていただきました。ありがとうございます。


 実際に今回歩いてみた現在のルート状況は、
 真砂鬼丸谷入口から第一支流手前までの左岸道 …
 しっかりした道はなく荒廃しています。現在は照葉樹の落葉時期で堆積した落ち葉によりたいへん滑りやすくなっています。ほぼ全区間で滑落に注意です。

 第二支流をしばらく遡行したところにある滝下から尾根上までの区間 …
 尾根が近くなると急傾斜になります。2名で入った場合はスタカットにしたいところです。下降の場合は懸垂下降が安全で楽です。

 山頂東南東の岩場 …
 正面は小さな岩場です。 ロープなしでもOKかといいますと人それぞれですから説明しにくいです。ソロの場合は絶対に落ちないという覚悟で登らなければなりません。
 別ルートで岩場正面の登攀を回避することもできます。そのルートの場合も岩場の危険地帯が複数箇所あります。そしてある程度のパワーが必要です。もしそこで確保等なしで失敗すれば100m以上滑落します。下降の場合はどのルートも懸垂下降が安全です。


 以上ですが、全体的に難度が少し高く「沢登りが得意、岩も得意(技術並びに腕力、握力、指力がある)、道迷いしても復帰できる自信がある」という方ならば安心です。
 なぜあえてこのようなことを書くのかといいますと、
 例えば、岩場等の危険個所でパワー不足の方々がおられます。引っ張り上げてもらわなければ通過できないレベルの方々がこのコースに入った場合、パワー不足による失敗等で事故が起きる可能性が高くなります。大杉谷のように整備され楽に歩ける区間は全くありませんので、ある程度の技術とパワーは必要です。

 4月22日  晴れ 気温高し

駐車地0→0:19大台林道ヘアピンカーブ→0:26真砂鬼丸谷入口→
1:10真砂鬼丸谷第二支流出合→1:33尾根上→2:13休息地2:36→
3:10坊主尾根出合(三叉路)→3:21 P969→3:27鞍部3:30→
3:55口坊主山頂3:56→4:27鞍部4:32→4:43坊主尾根(三叉路)→
6:10真砂鬼丸谷第二支流出合→6:43真砂鬼丸谷入口→7:07駐車地


歩行距離  約10.5km

累積標高  1288m


masago-kara-kuchibouzu-GPS.jpg
 GPS軌跡

 現地着は午前10時前で駐車地は2週間前とほぼ同じ場所、久瀬谷林道分岐点から約400m進んだ地点の大台林道サイドの広場です。
 到着後早速準備をして出発しました。今回のザックはいつもより大きく、登攀用具追加で通常山行に比べて約2倍の重さになりました。
 メインロープ(シングル)の重さは半端なくかなりの重量です。


view-at-p.jpg
 駐車地からの眺め


kuchibouzu-okubouzu-f-oodairindoh.jpg
 大台林道ヘアピンカーブから口坊主・奥坊主をみる


masago-ogomori-deai.jpg
 真砂鬼丸谷と小木森谷の出合にある堰堤


kuchibouzu-f-masagodeai.jpg
 真砂鬼丸谷入口から口坊主を見る

 上で書きましたように真砂鬼丸谷入口から第一支流手前までの左岸道は各所で抜け落ちており荒廃しています。またルートは照葉樹の落ち葉堆積で滑りやすく危険です。


daiichi-daini-shiryuu-deai.jpg
 左手は第一支流、右手は嵓 
 ここから100m余り進むと第二支流出合です。両支流とも出合はゴーロで伏流です。第二支流出合の80mほど先に本流真砂鬼丸谷の大滝が見えます。


taki-1.jpg
 本流・真砂鬼丸谷の大滝
  
 第二支流出合で左折して本流と別れ、第二支流涸れ沢をしばらく遡りました。


taki-2.jpg
 第二支流の滝
 出合からここまで涸れ沢がつづき、この地点で水が出現します。水場としてはここが最後になります。
 ここで右折して急勾配の涸れ沢を登ります。所々木々にテープが付けられています。
 やがて涸れ沢が終わりさらに急勾配の斜面登攀になります。木々および根っこが頼りでルート取りに注意です。2名の場合はスタカットで登りたいところです。尾根に達するまで気を抜くことができません。
 復路の下りの場合は懸垂下降が楽です。


one-shakunage.jpg
 尾根上のシャクナゲ
 尾根上には踏み跡があり、これまでより楽になります。踏み跡がはっきりしない区間もあります。

 この尾根を下りに利用する場合、踏み跡がはっきりしないところは要注意です。テープが間違った方向に付けられ危険な急斜面に進入してしまいます。

 私は下りの際テープに導かれ危険地帯に入ってしまいました。そこでトラバースして尾根に復帰することは困難で登り返さなければなりませんでした。
 申し訳ないですが間違いテープの数が多すぎて回収はできませんでした。


sugi-1.jpg
 大杉1


sugi-2.jpg
 大杉2

 ルート上所々で大杉を見かけました。


bouzu-one.jpg
 標高900m付近で坊主尾根に到着
 ここで右折しました。地形図では読めませんが969mピークに至るまでに二つの小ピークを越えます。


P969.jpg
 969mピークより口坊主方面を見る


kuchibouzu-kinkei.jpg
 969mピーク少し下より口坊主を見る
 この写真ではわかりにくいですが右手に奥坊主が見えます。


sugi-3.jpg
 大杉3


iwa-one.jpg
 鞍部付近から岩尾根になる
 969mピークから降り進み、鞍部に着きました。鞍部に着いたころから両脚が攣り始めました。慣れない重いザックと高い気温による発汗過多が原因かもしれません。水は少ししか残っていませんでした。
 しばらく考えたのち、ザックを鞍部にデポすることにしました。重いメインザイルもデポしました。荷物は補助ザイル、シュリンゲ、シットハーネス、カラビナ、エイトカン等だけにし、身軽になりました。
 標高1000m近くまで登ると小さな岩壁につき当たりました。ルートは複数ありますが、いずれも危険です。岩上に到達し少し進むと山頂です。


kuchibouzu-top.jpg
 口坊主山頂
 大小のコウヤマキの林に囲まれた山頂です。
 計画では奥坊主まで行って折り返すことにしていました。しかし予定時間を一時間以上超過してしまったため奥坊主をあきらめ、ここで折り返すことにしました。
   
 岩まで戻ると岩上には真新しい大きな動物の糞がありました。何も音がしませんでしたが動物の方は私の存在に気付いていたものと思われます。
 懸垂下降で岩下に降り、鞍部に戻りました。969mピークへの登りの途中でまた両脚に強い痙攣がおきました。足の親指を反らしたあと太ももと脹脛をマッサージしてしばらく休みました。
 幸い回復しましたので、その後ゆっくり歩きました。帰り道中は上で書きましたように道迷いがありました。尾根道に復帰して、それ以降は順調に進むことができました。

 開始から7時間07分後、おかげさまで充実した山歩きを終えることができました。


 



前の10件 | -